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月別アーカイブ: 2020年8月

変えられることと変えられないこと

ある受講生の方の中学生の娘さんのお話です。
娘さんはテスト前になると情緒不安定になるそうです。

 

「勉強しようと思って机に向かっても、わからない。
もう勉強は無理。部活もぱっとしない。
顔がかわいいわけでもない。
何ひとついいところがない。もう自分が嫌い」
「そしてわかるように教えてくれる先生がいない」
と言うのだそうです。

 

それを聴いているお母さんも、ざわざわして、
イライラして、悲しくなり涙が出てくるとのこと。
「前は、自分から勉強してほしいとか、
いい高校、大学に行ってほしいとか、期待していました。
今は期待が機能しないと知って、
そういうことはある程度手放せた気がします。
でも、自分が嫌い、というのは親としてこたえますね…」
と話してくださいました。

 

 

思春期あるあるといえばそれまでです。
コーチング的にはこういう時、あまり反応しすぎずに、
まずはお子さんの話を「ただ聴く」をしてほしいのですが、
自分の子どもとなると、なかなか難しいと言っていました。

 

お子さんのことで悩まれているお父さんお母さんに、
これまで本当にたくさんお会いしましたが、
このようにおっしゃる方はとても多いのです。

 

そんな時、ただ聴く以外の聴き方としては、
相手にあることを分けてみるのはどうでしょう?

 

何を分けるかというと、現実・体験と非現実・解釈・想像・評価です。
娘さんの話を分けてみると、
勉強しようと思って机に向かうけれど、わからない。→現実・体験
もう勉強は無理。→解釈
部活もぱっとしない。→解釈
顔がかわいいわけでもない。→解釈
何一ついいところがない。→評価
もう自分が嫌い。→評価
わかるように教えてくれる先生がいない。→解釈

 

なぜこのように分けるのかというと、
現実にないことは扱うことができませんが、
現実にあることは、扱えるからです。

 

「ニーバー(アメリカの神学者)の祈り」と呼ばれる有名な言葉があります。
「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、
そして両者を識別する知恵を与えたまえ」というものです。

 

分けることは、目の前の問題を、
変えられることと変えられないことに分けるということです。

 

話を戻すと、娘さんの言っていることは、
現実ではなく扱いようのないことがほとんどで、
それにご本人もお母さんも振り回されている状態でした。

 

現実は「勉強しようと思って机に向かっても、わからない」という娘さんの体験だけ。
そうであれば「勉強がわからない」ことに対して、
娘さん自身がどう行動するのかを、お父さんやお母さんと一緒に話してみるのがよいでしょう。

 

親が心配して「いい塾はないかな?」などと先回りするより、
どう行動するかはお子さん次第なので、
親の意見を押しつけることなくまずは話をただ聴いたうえで、
一緒に考えていくのがコーチングです。
(娘さんが「何もしない」という選択をしたのなら、
しばらく見守ってみることです。)

 

そのほかについては、「言ってもしかたがない」などと言わずに、
ただ聴くに徹してみてください。
話すことで思考が整理されたり、クリアになっていい考えが浮かぶ可能性があります。

 

このように、コーチングを学ぶと、一つのセンスだけで結果をつくるのではなく、
いろいろなセンスを組み合わせて使い、結果を出すことが多くなります。
そのことを受講生の人たちは、「センスを使い倒す」などと言ったりしています。

 

コーチングを学んでみたい方は、ぜひお問い合わせくださいね。
「コーチング・マインドフルネスのことなら大阪のEsprit(エスプリ)へ」

 

 

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心と身体のコンディション

コロナ禍のなか、誰もがストレスを感じていることと思います。
「めっちゃストレスでしんどい」という人もいれば「そうでもないな」
と思っている人もいるでしょうか?

 

人は自分が気づかないうちに、心と身体でストレスを感じているものですから、
みなさん自分をいたわってくださいね。
テレワーク中心の人だったら、外に出る機会や人との会話が少なくなりますし、
テレワークが難しい仕事の人は、感染が心配ということがまずはあるかなと思います。

 

人に会っても会わなくてもストレスを抱えるのが人間。
前に『嫌われる勇気』という本で「すべての悩みは対人関係の悩み」
と言い切っていたのを思い出しました。

 

孤独に暮らしている人だったら対人関係の悩みはないでしょう?と思うかもしれませんが、
孤独を感じるというのも他者の存在があるからこそで、
人として生きる上での悩みはすべて対人関係につながっているという内容が印象的でした。

 

ちょっと話がそれましたが、悩みやストレスから自分を守っていくことが、
引き続き求められていますね。

 

コロナの話題一色になったのが2月頃と記憶していますので、そろそろ半年。
一度は感染者数が減り緊急事態宣言が解除になりましたが、
緊急事態宣言前に比べても今は感染者が増えています。

 

「この状況、いつまで続くの…」という声が、私の周囲からも聞こえてきます。
みなさん、かなり疲れが出てきているのかな…と感じています。
ストレスがあると免疫力も下がってしまいますので、
なんとか上手に、ストレスを管理していきたいですよね。

 

ストレスをうまく解消し、免疫力を高めていくために、なんといっても食事は大切です。
例えば一人暮らしでテレワークの方などは、家で一人、食事がかなり適当になっている、
という方も多いのではないでしょうか?

 

ドラッグストアなどに行くとカップ麺のコーナーは商品が少ないので、
売れているんだな…と思ったりしています。
お昼などに食べている人が多いのでしょうか。
また、コンビニのおにぎりやパンなどの炭水化物だけの食事を続け、
運動もしなければ、当然筋肉が落ち、基礎代謝も下がります。

 

結果、太りやすくなります。
買ってきて食べるときは、バランスを考えて選ぶようにしましょう。

 

 

ちなみにストレスに効く食べ物としては、
ビタミンB・C群、βカロテンやビタミンEなどの抗酸化ビタミン、
タンパク質、カルシウム、マグネシウムを含んだものがいいようです。

 

水分を多めにとることも重要。
1日に必要な水分の摂取量は、食事からとる分を除き、成人で約1・2リットル。
一度に飲むのではなく、コップ一杯くらいずつの量をまめに飲むことが必要とのことです。

 

とはいえ、「ちゃんとやらないと」と自分を追い詰めることもまたストレスになります。
外食も、テイクアウトできるお店が増えてきていますね。
私は「行ってみたいけれども一人じゃなぁ…だれか誘おう」と思っていたお店が近所にあり、
テイクアウトメニューがあるのを先日見つけました。
これなら一人でも気軽に食べられます。
時々そういうものを試すのも、今は楽しいかもしれませんね。

 

食事に気を配り、ストレスを解消すること。
ありきたりなことに感じるかもしれませんが、人は食べたものでできています。
自分の心と身体のコンディションを整えるために、
やはり食事は欠かせないポイントなのです。

 

そして、自分のコンディションを整えることは
、本来持っている力を最大限に発揮することにつながります。
いまのコロナの時代に、私が提供している瞑想、コーチング、プラス栄養面から、
「その人らしく生きる」ことをサポートできないかな…といま、考えているところです。
楽しみにしていてくださいね!

 

 

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相手をコントロールしていませんか?

「コロナ禍」の中で、スポーツ界はむずかしい選択を迫られています。
東京オリンピックは来年に延期、今年の高校野球の甲子園大会は中止になりました。

 

スポーツ庁は代替の地方大会などの開催を支援するため、
8億円の補正予算を計上したそうです。
たしかに、スポーツ推薦での進学や進路を希望する生徒にとっては、
何も大会がないと判断基準がなくなりますし、
部活動に励んできた生徒は目標を失ってしまいます。
会場経費やコロナ感染防止に向けた費用などを対象に補助するそうです。

 

野球少年にとって、甲子園が大きな目標であることは言うまでもありませんね。
先日の新聞に、千葉県の「わせがく高校」の硬式野球部の記事がありました。
わせがく高校は2003年に創設された通信制高校で、
首都圏に11のキャンパスがあります。
不登校や発達障害の生徒を多く受け入れています。

 

小5で野球を始めて主将を務めていたけれど、
チームメイトとの衝突をきっかけに外に出られなくなり、
中学校は不登校だったという横山君。
甲子園を目指したいという夢を持っていましたが、
在籍する通信制高校には硬式野球部がなかった。

 

そこで両親に相談してわせがく高校に転校してきたそうです。
横山君は小学校以来「他人が怖い」という障がいに苦しんできました。
でも、わせがく高校野球部では、
「お互いの過去は聞かない、詮索しない」が暗黙のルールだそう。
野球が好き、という共通点を持った仲間が集まっていました。

 

とはいえ、その日の気分などで練習に来られない部員も多く、
練習は週一回のみ。
千葉県の多古町にあるグラウンドはデコボコで打球は不規則に跳ね返るし、
野生動物が飛び出してきたり。
いっぷう変わった野球部ですね(^ ^)

 

横山君は高2だった昨秋、主将に選ばれ、甲子園を目指していました。
しかし5月には「甲子園大会中止」の知らせが。
一度は頭の中が真っ白になり落ち込んだそうですが、休校明けに仲間に会い、
グラウンドでボールを追いかけて笑顔を取り戻しました。
千葉県の代替大会の初戦は今月から始まります。
思い切りプレイしてほしいですね!

 

 

この記事をご紹介したのは、
横山君が、自分にあることを持ち出し、ご両親がそれを受け取り、
やりたいことをしっかりと応援、サポートしていること。
仲間はお互いを詮索することなく、受け取り、力づけあっていること。
先生も子どもたちの事情や障がいを理解して、サポートしていること。
が文面からうかがえたからです。

 

「他人が怖い、野球が好き」な自分のまま、
横山君はそこにいられたのではないでしょうか?
それが相手の「存在」を認めるということです。

 

私たちも、自分を「そのまま」受け取ってくれる人と、
コントロールしよう、変えよう、としてくる人の違いはなんとなくわかりますよね?
障がいがあってもなくても、人と関わるときには、
相手をそのまま受け取るということはとても大切なことです。

 

子どもや、会社で部下と関わり、
その能力を引き出したいとお考えの方は多いと思いますが、
まずは相手をそのまま受け取り、
自分らしくいられる環境を作ってあげることが大切です。
何を教えるか、どう導くかに頭を使う前に、
まずそこができているか、観察してみてくださいね。

 

できてないなー、と思う方。
子どものことを思ってがんばっているのに結果が出ないという方。
部下が自分の話を聞かない、という方。
8月は、チットチャットスポーツ塾でセミナーをやりますので、
ぜひ受けてみてください。

 

サイトURL
https://chitchat-sports.co.jp/seminar/

 

他者をコントロールするのではなく、力づけ、その能力を引き出す。
そんなコミュニケーションをお伝えしたいと思います。

 

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