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月別アーカイブ: 2020年10月

初心者におすすめ「歩く瞑想」

関西と東京で、月に一度ずつ、

野外での「グランディング瞑想会」を開いています。

 

関西での瞑想会は、かれこれ8年、累計200回以上開催しています。

ありがたいことに、リピーターの方も多数いらして、

とても楽しく続けることができています。

 

そして、私は自他ともに認める「晴れ女」なのです(笑)

雨で中止になったことはこれまでに一度しかありません。

小雨くらいなら、傘をさしての瞑想もまたいいものです。

雨の音や、晴れの日とは違う匂いなどを、五感を使って楽しみます。

 

今年の初めから、東京でもグランディング瞑想会を始めました。

先月、新宿御苑でおこないましたが、そのときも直前まで雨予報。

でもたまたまその時は夕方からの開催でした。

雨はお昼にはあがり、瞑想会の時間には晴れて心地よい風が吹き、

とても瞑想日和となりました。

 

外での瞑想が初めての方がおふたり、ご参加くださいました。

広大な芝生に座り、呼吸法をいくつかやった後、

「歩く瞑想」をたっぷり30分やりました。

 

 

 

歩く瞑想は、瞑想の経験がない方は意外に感じられるかもしれませんが、

じつは初心者の方にもおすすめの瞑想法です。

なぜなら、「歩く」という行為には注意や意識を向けやすく、

ただ座ってする瞑想よりも、「今ここ」に戻りやすいからです。

 

「自動思考」という言葉をご存じですか?

認知行動療法の言葉なのですが、

「ある出来事に対する、物事の考え方のパターン」のことです。

 

たとえば、新たな仕事を任されたとき、

「どんなふうに進めようかな、大変かもしれないけれど、楽しみだ」

と思う人もいれば

「緊張する。失敗したらおしまいだ。何が何でもしっかりやらなければ」

と思う人もいます。

 

これは熟慮の末出てきた思考でなく

、状況に応じて自動的にぱっと湧き出た思考です。

このとき、「失敗したらおしまい」とか「何が何でも」は、

本当にそうなのかといえば、疑問ですよね。

 

認知がゆがんでいる可能性があります

(これが高じると精神的に不調をきたすこともあるでしょう)。

今言いたいのは、この思考パターンの違いの良し悪しではなく、

人間は自動的に思考してしまう動物だということ。

たとえ前向きな思考であっても、常に思考ばかりしていたら疲れてしまいます。

 

そして思考というのは基本的に「今ここ」の自分に向き合っているのではなく、

過去や未来に行っているものです。

私たちは時に意識的に、「今ここ」に戻ってくる時間をつくり出し、

本来の自分を取り戻す必要があるのです。

 

そのことが、あなたの持つ力を十分に発揮するための第一歩です。

瞑想は、思考を手放して「今ここ」に戻ってくる練習ですが、

歩く瞑想では、ただゆっくりと、「歩くこと」に意識的に注意を向けます。

 

 

 

 

いつも普通に歩いているときは気がつきませんが、

歩くことに注意を向けたとたんに、

バランスを保つのが難しくてよろけたり、

まっすぐ歩けなくなったりするでしょう。

 

この20数センチの小さな足で全体重を支えているのですから、

とてもバランス感覚が必要であることに気づきます。

歩くことは実は、とても難しいことなのだと思います。

 

グランディング瞑想会では、歩く瞑想のやり方をお伝えしています。

芝生があれば裸足になってグランディングし、芝生の感触を楽しんでいます。

オンライン瞑想とは違う、気持ちよさや魅力があります。

毎月やっていますので、ぜひ一度体験してみてください。

そして、通勤や通学の時間などを利用して、

歩くことに注意を向けてみるのもいいでしょう。

 

仕事のこと、学校のこと、同僚や友だちのこと、

いろんなことが頭に浮かぶとは思いますが、意識的に手放し、

歩くことに集中してみることです。

いつもとは違う一日を始められるかもしれません。

 

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