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日別アーカイブ: 2020年7月6日

言葉があなたの人生を創る

「お疲れさまです」という、日本ではおなじみのあいさつ。
英語その他の言語では、対応する表現がないそうです。

 

一日の仕事の終わりにお互いをねぎらう優しい響きを感じますし、
私は特に違和感なく使っていました。
でも意外と違和感を感じている方も多いことを知りました。

 

新聞に載っていましたが、
言われると「逆に疲れる」という意見が多いのだそうです。
たしかに、ねぎらう場面でもないのに、
すれ違ったときに掛け声のように「お疲れさまです」と言われることもあります。
それが「軽々しい」と感じる方もいるようですね。

 

昔は新入社員研修などで、
「目上の人にはお疲れ様、目下の人にはご苦労様と言いましょう」
と習ったものです。
でも、それも一概には言えないようで、
落語の世界では、高座に上がる人に向けて、
目上も目下もお互いに「ご苦労様」と言い合うとのことです。

 

言葉というのは、時代や環境とともに変わるものなのですね。

 

昔から、「言霊」という言葉がありますね。
言葉には、霊的な力が宿っている。
ですから良い言葉を選んで使えばよいことが起きるということ。
でも考えてみれば当然なのです。

 

「ありがとう」と言ったら、
言った自分も言われた相手も気分が良くなりますし、
その場の雰囲気も良くなり、エネルギーが上がります。
良いことが起きやすくなるのは当然です。
「ばか」と言ったらその逆のことが起きるでしょう。

 

ですから、「お疲れさま」という言葉を聞くとかえって疲れる、
という人がいるのも、別に不思議ではないなあと思ったりもしました。

 

前置きが長くなりました。
コーチングでは、言葉というものを非常に重視しています。
独特なコーチング用語があり、たとえば相手の話を聴き終わった時、
普通なら「わかりました」「承知しました」というところを
「受け取りました」と言ったりします。

 

それは、人の話は何も足さず、何も引かず
「ただ聴く」ということが基本としてあるからです。
「受け取りました」は、他の言葉ではどうしても言い換えられない、
そんな言葉です。

 

「コミットメント」について以前このブログでも書いたことがありますが、
未来の自分を宣言することで、
【自分はそれをする人として生きる】、というのがあります。

 

できそうにないと思われることでも、
それをする人として自分を扱い、
そう生きることで達成できてしまうことは、
コーチングの世界では当たり前になっています。

 

「言葉する」ということは、それほどにパワフルなことなのです。

 

自分の発する言葉について、少し注意を向けてみましょう。
良いエネルギーのある言葉を使うことで、
人生を思い通りに生きることができたら素敵ですね。

 

「コーチング・マインドフルネスのことなら大阪のEsprit(エスプリ)へ」

 

 

 

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