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変えられることと変えられないこと

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ある受講生の方の中学生の娘さんのお話です。
娘さんはテスト前になると情緒不安定になるそうです。

 

「勉強しようと思って机に向かっても、わからない。
もう勉強は無理。部活もぱっとしない。
顔がかわいいわけでもない。
何ひとついいところがない。もう自分が嫌い」
「そしてわかるように教えてくれる先生がいない」
と言うのだそうです。

 

それを聴いているお母さんも、ざわざわして、
イライラして、悲しくなり涙が出てくるとのこと。
「前は、自分から勉強してほしいとか、
いい高校、大学に行ってほしいとか、期待していました。
今は期待が機能しないと知って、
そういうことはある程度手放せた気がします。
でも、自分が嫌い、というのは親としてこたえますね…」
と話してくださいました。

 

 

思春期あるあるといえばそれまでです。
コーチング的にはこういう時、あまり反応しすぎずに、
まずはお子さんの話を「ただ聴く」をしてほしいのですが、
自分の子どもとなると、なかなか難しいと言っていました。

 

お子さんのことで悩まれているお父さんお母さんに、
これまで本当にたくさんお会いしましたが、
このようにおっしゃる方はとても多いのです。

 

そんな時、ただ聴く以外の聴き方としては、
相手にあることを分けてみるのはどうでしょう?

 

何を分けるかというと、現実・体験と非現実・解釈・想像・評価です。
娘さんの話を分けてみると、
勉強しようと思って机に向かうけれど、わからない。→現実・体験
もう勉強は無理。→解釈
部活もぱっとしない。→解釈
顔がかわいいわけでもない。→解釈
何一ついいところがない。→評価
もう自分が嫌い。→評価
わかるように教えてくれる先生がいない。→解釈

 

なぜこのように分けるのかというと、
現実にないことは扱うことができませんが、
現実にあることは、扱えるからです。

 

「ニーバー(アメリカの神学者)の祈り」と呼ばれる有名な言葉があります。
「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、
そして両者を識別する知恵を与えたまえ」というものです。

 

分けることは、目の前の問題を、
変えられることと変えられないことに分けるということです。

 

話を戻すと、娘さんの言っていることは、
現実ではなく扱いようのないことがほとんどで、
それにご本人もお母さんも振り回されている状態でした。

 

現実は「勉強しようと思って机に向かっても、わからない」という娘さんの体験だけ。
そうであれば「勉強がわからない」ことに対して、
娘さん自身がどう行動するのかを、お父さんやお母さんと一緒に話してみるのがよいでしょう。

 

親が心配して「いい塾はないかな?」などと先回りするより、
どう行動するかはお子さん次第なので、
親の意見を押しつけることなくまずは話をただ聴いたうえで、
一緒に考えていくのがコーチングです。
(娘さんが「何もしない」という選択をしたのなら、
しばらく見守ってみることです。)

 

そのほかについては、「言ってもしかたがない」などと言わずに、
ただ聴くに徹してみてください。
話すことで思考が整理されたり、クリアになっていい考えが浮かぶ可能性があります。

 

このように、コーチングを学ぶと、一つのセンスだけで結果をつくるのではなく、
いろいろなセンスを組み合わせて使い、結果を出すことが多くなります。
そのことを受講生の人たちは、「センスを使い倒す」などと言ったりしています。

 

コーチングを学んでみたい方は、ぜひお問い合わせくださいね。
「コーチング・マインドフルネスのことなら大阪のEsprit(エスプリ)へ」

 

 

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